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建築探訪・その89



         「カーブドッチ・薪小屋」 (カール・ベンクス設計)

今回の「建築探訪」は、ちょっと雰囲気が違うと思われるでしょうか。
建物は、古いヨーロッパの民家風です。

場所は、新潟市から車で30分位の、巻町にあります。
「カーブドッチ」とは、落さんと言うオーナーが作ったカーブ(ワイン蔵)、
という事らしいです。「薪小屋」は、レストランになっています。

設計のカール・ベンクスさんはドイツ人で、建築家でもありますが、
日本には、空手の修行で来たとの話です。
(詳しくはカールさんのHPにて)

とは言え、今、豊郷小の保存か解体かで話題の「ヴォーリーズ」は、
建築より、「近江兄弟社のメンソレータム」で有名ですし、
最近の藤森さんの研究では、「ウォートルス」は銀山開発の経営者とか。
宣教師であったりとか、来日した外国人建築家は様々ですよね。

で・・・、カールさんは、日本の古い民家を解体して、その古材を利用して
欧風の住宅に再生しています。「薪小屋」は、元は寺との事です。

下の建物は、新潟県の松代町に建っている住宅(別荘?)です。
私が見学に行った時は誰もいませんでしたので、外見だけですが・・・。
両方共、屋根は天然スレートで、スタイルはハーフチンバーですので、
雰囲気は似ていますネ。色はベンガラとウコンで日本調ですか・・・?

  

カール・ベンクスさんは、新潟ではもう既に有名人ですが、東京でも
実施作があるようですし、いずれは「全国版」になると思いますヨ。
            

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