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建築探訪・その80



          「若美町立鵜木小学校」 (毛綱毅曠設計)

毛綱さんシリーズ最後の5回目は、釧路を離れて、秋田の小学校です。
若美町と言ってもピンときませんが、干拓で有名な八郎潟のお隣です。

今回このシリーズで取り上げた建築は、デビュー作の「反住器」(72年)以外
全て、1980年代の竣工ですね。「鵜木小学校」は、88年ですか。
私の行ったのは89年のお盆でして、学校は夏休みでした。
夏休みでも教頭先生が出勤していて、内部もジックリ見学させて戴きました。

見学者用のノートがありまして、全国各地から
教育関係や行政関係の方が視察に来ていまして、
「えらいさん」の名刺が沢山貼ってありました。

えらいさんは皆、公費で来ているんでしょう(?)が、
まあ、外国に行ったりして、変な所を観光するより、
日本のいい建築を見た方が、よほど為になりますヨ。

又、言わずもがなの事を書いてしまい・・・ました。

「鵜木小学校」の話ですが・・・、
形は毛綱さん得意の楕円形で、宇宙をイメージしています。
材料も秋田の県産材を使用して、環境に配慮しています。
私が行った時は築後間もなくで、外廻りがまだ未完でした。
今は築15年で、もう綺麗になっているでしょうか・・・ネ。
こんな夢のある小学校に通えて、羨ましいですね。
 

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