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建築探訪・その79



     「釧路フィッシャーマンズワーフ・Moo」 (毛綱毅曠設計)

上の左写真は幣舞(ぬさまい)橋から、「Moo(ムー)」を撮っています。
一番下の写真は、その見返りで、「釧路キャッスルホテル」があります。
旧釧路川の幣舞橋を挟んで、対角に毛綱さんの2作品がある訳です。

「フィッシャーマンズワーフ」と言えば、  
「カニ」のサンフランシスコ vs 「エビ」の柏崎
サンフランシスコが本家本元ですが、
まあ、規模は全然違いますが、
釧路も負けてはいませんね。
地元新潟の柏崎には、
「フィッシャーマンズケープ」(!)
なんていう観光地があるんですが、
こちらは同じパクリでも、名前負け
しているでしょうか?

いわゆる、ウォーターフロントをどう活用するか、ということなんですが、
「旧釧路川と幣舞橋」は、新潟で言えば「信濃川と万代橋」の関係です。
「信濃川」と「万代橋」と言えば、名前だけだったら全国版(?)です。
しかし、その割りに、情緒も面白味もないような気がしますが・・・ね。

「Moo」と川と橋との3点セットは絶品です。さすが、いい仕事しています。
水の処理の仕方や、対岸との距離感が的確なんだと思います。
有名な霧も出たりして、自然も味方して、いい雰囲気になっています。
信濃川はチョット広過ぎますか・・・ね? 霧もあんまり出ませんしね。
「朱鷺メッセ」でも、川とは縁が切れています・・・。・・・この話は又いずれ。

「釧路キャッスルホテル」は、港や水を意識して、軍艦か潜水艦か、という
スタイルです。釧路の建築ウォッチングでしたら、「釧路キャッスルホテル」
に泊まって、毛綱作品を見て廻るというコースがベストでしょうかネ。

          「釧路キャッスルホテル」
 
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