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建築探訪・その75



           「水戸芸術館」 (磯崎新設計)

磯崎さんの5回目は、かの有名な「水戸芸術館」(90年竣工)です。
一般的には建物より、ねじり棒のような「タワー」の方が有名でしょうか。
私が見学に行ったのは、割と早目の、92年でした。
まだ、竣工間もなかったのか、建築の「見学ツアー」をやっていました。

わざわざ建物を見学に行っても、中に入れないというのも多くあります。
美術館や図書館ですと、まあ、休館でない限りは入れます。
劇場やコンサートホールですと、いつもオープンしている訳ではありませんので
入れないということになります。開いていれば、でかい顔で勝手に入ります。
その場の事務の方や警備の人に、頼んで見せて貰ったこともありました。

先回の、「つくばセンタービル」では、頼んでも入れて貰えませんでした。
「はるばる新潟から見に来ました。」とか言って、泣きを入れて頼みます。
しかし、磯崎大先生作の「つくば」では、その「泣き」も通用しませんでした。
「先週、沖縄から来た人も断りました。ハッハッハッ」と自慢気に話してました。
税金で建てているンでしょう!! なにか考え違いをしている気がしました。
まぁ、いろいろ事情があるんでしょう・・・けどね。

その点、見学ツアーをやっていると、
建築ウォッチャーとしては、助かります。
「水戸芸術館」は、築後10年以上経ちます。
まだ見学ツアーはやっていますでしょうか?

                         
高さ100mの「シンボルタワー」


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