直線上に配置

建築探訪・その74



           「北九州国際会議場」 (磯崎新設計)

これはいくら磯崎さんが否定しても、「ポスト・モダン」でしょう。
今回は、90年竣工の福岡小倉の「北九州国際会議場」を取り上げます。

90年は、「湯布院駅」や次に取り上げる「水戸芸術館」など、色々あります。
この頃が、磯崎さんの絶頂期(?)なんでしょうか・・・ね。
磯崎さんは1931年生まれですか。安藤さん・毛綱さん・伊東さん・・・等、
「花の41年組」の10歳年上です。今はもう、70歳を超えていますね。
ただ別に、下り坂とか今はもうダメとか、そういうことではないのですが・・・。
まだまだ、大磯崎は「建築界のトップランナー」です・・・よね。

「国際会議場」なんですが・・・、宙に浮かせた立方体が変形しています。
ホール部分の屋根は大波を打っています。所謂デコン調だと思いますが・・・。
色使いも、磯崎さんにしては、メチャ派手ですヨね。
「ポスト・モダン」か「レイト・モダン」かに関わらず、私は面白いと思います。
ただ、正統派の磯崎さんとしては、この路線は異端の部類でしょうか?

道路を挟んで、磯崎さん設計の「西日本総合展示場」があります。
九州・福岡はみどころが多いですね。1度や2度では見きれません。
新潟〜福岡便の無くならないうちに(?)、もう1度行ってみたいですね。


トップ アイコントップページへもどる
                                           次へ
直線上に配置