「北九州国際会議場」 (磯崎新設計) これはいくら磯崎さんが否定しても、「ポスト・モダン」でしょう。 今回は、90年竣工の福岡小倉の「北九州国際会議場」を取り上げます。 90年は、「湯布院駅」や次に取り上げる「水戸芸術館」など、色々あります。 この頃が、磯崎さんの絶頂期(?)なんでしょうか・・・ね。 磯崎さんは1931年生まれですか。安藤さん・毛綱さん・伊東さん・・・等、 「花の41年組」の10歳年上です。今はもう、70歳を超えていますね。 ただ別に、下り坂とか今はもうダメとか、そういうことではないのですが・・・。 まだまだ、大磯崎は「建築界のトップランナー」です・・・よね。 「国際会議場」なんですが・・・、宙に浮かせた立方体が変形しています。 ホール部分の屋根は大波を打っています。所謂デコン調だと思いますが・・・。 色使いも、磯崎さんにしては、メチャ派手ですヨね。 「ポスト・モダン」か「レイト・モダン」かに関わらず、私は面白いと思います。 ただ、正統派の磯崎さんとしては、この路線は異端の部類でしょうか? 道路を挟んで、磯崎さん設計の「西日本総合展示場」があります。 九州・福岡はみどころが多いですね。1度や2度では見きれません。 新潟〜福岡便の無くならないうちに(?)、もう1度行ってみたいですね。 |