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建築探訪・その73



           「ハラミュージアム・アーク」 (磯崎新設計)

磯崎シリーズ、第3弾は、「ハラミュージアム・アーク」です。
場所は群馬県の伊香保で、「伊香保グリーン牧場」の中にあります。

今年(2003年)は冷夏のようですが、私が行った93年も冷夏だったようでして、
グリーン牧場では、夏にも関わらず、ストーブを焚いていたのを憶えています。
まあ、避暑を兼ねて行きましたので、ちょうどよかったのかもしれませんが・・・。
「グリーン牧場」は、ウエスタンショーをやっていたり、幌馬車もあったりで、
子供だけでなく、大人も充分楽しめる、自然のテーマ・パークになっています。

本題の「ハラミュージアム・アーク」なんですが、この建物は、88年竣工ですね。
私は、93年8月に見学ですので、築5年です。 同じ93年の春に、
「湯布院駅」(90年竣工)を見に行っていまして、第56回にも書いたのですが、
「ハラミュージアム・アーク」と「湯布院駅」とは、すごく似た印象を受けました。

     「湯布院駅」 

外が真っ黒で中が真っ白という事や、木造のトラスやスケールも似ています。
違うと言えば、「ハラ」ではピラミッド調のトップライトを、「湯布院」の方は、
屋根と同じR調に変えている位です。 ・・・と言って、似ていようと似ていまいと、
別にどうと言う事もないんですけど・・・ネ。「建築バカ」の戯言(タワゴト)です。
ただ、磯崎さんは、当然、全て意識してやっている、と思います。
自作からの「引用」です・・・ね。これも「ポスト・モダン」の手法と違うんですか?


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