「聖パウロ教会」 (A・レーモンド設計) ライトの次は、やっぱり弟子のレーモンドでしょうか。 アントニー・レーモンドは、このコーナー2度目の登場です。 建物は、軽井沢の「聖パウロ教会」を取り上げます。 先回(第36回)の「新発田カトリック教会」と比較すると、同じく木造で、 荒っぽい丸太を使っているんですが、軽井沢の方が繊細で造形的ですね。 これは私の印象でして、当っているかどうかは解かりませんが・・・。 軽井沢の方は、建っている場所そのものがオシャレですし、 若い女性を中心とした観光客でいっぱいです。 新発田の方は、鈍くさい新潟の田舎ですし(失礼!)、 観光客なんて一人もいません。それで、そんな風に見えたのでしょうか。 軽井沢の「聖パウロ教会」は勿論、新潟の「新発田カトリック教会」も、 別にキリスト教の信者の方でなくとも、一般に公開されています。 是非、新発田のカトリック教会も、訪れて見て下さい。 本物を見ると、レーモンドのよさが実感出来ます。 |