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建築探訪・その61



          「聖パウロ教会」 (A・レーモンド設計)

ライトの次は、やっぱり弟子のレーモンドでしょうか。
アントニー・レーモンドは、このコーナー2度目の登場です。
建物は、軽井沢の「聖パウロ教会」を取り上げます。

先回(第36回)の「新発田カトリック教会」と比較すると、同じく木造で、
荒っぽい丸太を使っているんですが、軽井沢の方が繊細で造形的ですね。
これは私の印象でして、当っているかどうかは解かりませんが・・・。

軽井沢の方は、建っている場所そのものがオシャレですし、
若い女性を中心とした観光客でいっぱいです。
新発田の方は、鈍くさい新潟の田舎ですし(失礼!)、
観光客なんて一人もいません。それで、そんな風に見えたのでしょうか。

軽井沢の「聖パウロ教会」は勿論、新潟の「新発田カトリック教会」も、
別にキリスト教の信者の方でなくとも、一般に公開されています。
是非、新発田のカトリック教会も、訪れて見て下さい。
本物を見ると、レーモンドのよさが実感出来ます。


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