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建築探訪・その56



           「末田美術館」 (原広司設計)

原シリーズ第4弾は、九州湯布院の「末田美術館」です。

この建物の形を見て、原さんと解かる人はあまりいないでしょう。
でも、この色の使い方を見ると、やっぱり原さんかなと思います。
「外が真っ黒で、内部は真っ白」という得意のパターンです。

湯布院へは、磯崎さんの「湯布院駅」が目的で行ったのですが、
「末田美術館」は私の研究不足で、現地でたまたま見つけました。
湯布院の美術館では象さんの「湯布院美術館」が有名でしょうか?
「末田美術館」も、小品ですが、すごくいい美術館だと思います。

当然、今回も内部写真を撮っています。
で、よく見ると、内部は前回の「田崎美術館」と似ていませんか?
勿論全然違う建物なんですが、雰囲気が似ていますよね。
やっぱり、設計者のクセみたいなもので、意識しなくても出ます。
意識をしているのかもしれませんけど・・・ね。

実は、磯崎さんの「湯布院駅」も、「外が黒で、内部は白」です。
雰囲気は、原さんとはだいぶ違うんでしょうが・・・。
「湯布院駅」と似てるのは「ハラ・ミュージアム・アーク」です。
同じ磯崎さんですからね。 この話は「磯崎シリーズ」でいずれ・・・。

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