直線上に配置

建築探訪・その54



           「城西小学校」 (原広司設計)

東北シリーズが続きましたので、チョット気分を変えます。
前回の原さんの続きで、「原さんシリーズ」で何点か行ってみます。

左の写真は、なんだか南国風に見えますが、場所は沖縄です。
これまた何の建物か、用途も分かりにくいですが、小学校です。

沖縄と言えば、「首里城」や「守礼の門」が観光で有名ですが、
この小学校は、その「守礼の門」のすぐ左隣(西側)にあります。
門を通って、右(東側)に行くと「首里城」ですから、
「お城の西にある小学校」、と言う事なんですね。 当り前ですか。

外観の赤い瓦は、沖縄の民家風です。
その瓦屋根が重層していて、集落風になっています。
右の写真は中庭ですが、古代ギリシャの円柱風ですかね。
原研究室は、外国のどこかで「集落調査」をしていましたから、
そのあたりの成果を、設計に取り入れているんでしょうね。

「守礼の門」には、記念撮影の人達がたくさんいました。
普通の観光客の方は、「首里城」や「守礼の門」が観光コースです。
オタク系の建築ウォッチャーですと「定番の観光」はしないでしょう。
私も「首里城」は見学していません。 少しはオタクに近づいたかな?

ホントは、首里城が「改装中」で見られなかっただけなんです。
見栄っ張りの「建築ウォッチャー」もツライ・・・ですね。


トップ アイコントップページへもどる
                                           次へ
直線上に配置