直線上に配置

建築探訪・その53



           「宮城県立図書館」 (原広司設計)

もうひとつ仙台の建築を・・・。原さんの「宮城県立図書館」です。

仙台は、さすが東北で一番の大都市で、見たい建築が色々あります。
新潟からも、磐越自動車道が開通してからは、東北自動車道経由で、
仙台市内であれば、日帰り圏です。 で・・・、結構通って(?)います。

左の写真を見ると、同じ原さん設計の「梅田スカイビル」を横にした
という「京都駅」より、こちらの方がよほど「スカイビル」調です。
片持ちのデッキも、「スカイビル」と似たパーツを使っていますね。
基礎部分は大階段があったりして、こちらは「京都駅」風ですか。
ただ、その反対側は飛行機の形状みたいになっていて面白いです。
右と左の写真では、ひとつの建物かと思うくらい表情が違いますね。

2003年5月の東北地方を襲った地震で、被害にあったと聞きました。
ガラスが割れて、本も落ちて、しばらく休館していたようです。
「建築家が変わった建物を作るからだよ」なんて批判があるでしょうか?
ハラさんを擁護する訳ではありませんが、設計の責任ではないと思います。
震度5〜6の地震なら、大抵の図書館で本はバラバラになるでしょうね。


トップ アイコントップページへもどる
                                           次へ
直線上に配置