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建築探訪・その49



           「松島さかな市場」 (石山修武設計)

次は、宮城県シリーズで、松島に行ってみます。
設計は、前回と同じく石山さんです。どっちかと言うと石山シリーズですね。

「早稲田湯」も建築としては小品ですが、この「松島さかな市場」も、
床面積は多少大き目ですが、小品の部類だと思います。

この建物1点の見学だけで松島行きは、これまた少々しんどい感じです。
で、今回は「建築探訪」とセットで、「奥松島」まで行ってきました。
松島は何度か行っていますが、奥松島までは、ほんのチョット先の割には
なかなか行けませんでした。
「奥松島」は、観光客もそんなにいなくて、景色は抜群でした。

「松島さかな市場」は、名前だけから想像すると、公共建築で規模の大きい
「卸売市場」みたいですが、単に、一民間の水産会社の魚売り場です。
ただ、1階で買った新鮮なお魚を、2階で料理して、その場で食べられます。
また、3階はウッドデッキの屋上になっていて、なかなか気分のいい空間です。

構造は鉄骨なんですが、私の設計する、柱は角パイプで、梁はH形鋼で・・・
なんてありきたりの建物と全く違って、パイプで、トラスで、吊構造・・・です。
私は見てないのですが、石山さんの「世田谷村」と構造は似てるでしょうか?

「ローコスト」系で、石山さんの持ち味がよく出ている建築だと思います。


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