「土門拳記念館」 (谷口吉生設計) 新潟シリーズの次は、近県の建築から「探訪」を再開します。 今回の場所は、新潟県のお隣、山形県の酒田市です。 土門拳さんは、言わずと知れた有名写真家でして、 写真界の第1人者と言っても、いい過ぎではない位でしょうか。 力強い、骨太の写真という印象ですが、 専門外ですので、素人評はこれ位にしておきます。 私は建築好きで、美術館や記念館も、建物を見に行く訳ですが、 「土門記念館」は、展示も素晴らしくて大好きです。 「古寺巡礼」の建築や仏像のモノクロ写真は、絶品ですよね。 設計の谷口さんは、巨匠谷口吉郎の息子で2代目です。 建築家で2代目って、政治家なんかに比べるとずっと少ないですね。 芸術やスポーツは、簡単に受け継げないということなんでしょうね。 で・・・、土門記念館の話ですが、 広々した公園の池のほとりに建ってまして、ロケーションが抜群です。 建物は、方形を基調にして、キッチリ近代建築になっています。 写真はあんまりにも遠景で、ちょっと解かりにくいでしょうか? 右の写真は通路部分ですが、「光と影」を演出しています。 隣に、同じ谷口さん設計の、「国体記念体育館」があります。 |