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建築探訪・その41



           「土門拳記念館」 (谷口吉生設計)

新潟シリーズの次は、近県の建築から「探訪」を再開します。

今回の場所は、新潟県のお隣、山形県の酒田市です。
土門拳さんは、言わずと知れた有名写真家でして、
写真界の第1人者と言っても、いい過ぎではない位でしょうか。
力強い、骨太の写真という印象ですが、
専門外ですので、素人評はこれ位にしておきます。

私は建築好きで、美術館や記念館も、建物を見に行く訳ですが、
「土門記念館」は、展示も素晴らしくて大好きです。
「古寺巡礼」の建築や仏像のモノクロ写真は、絶品ですよね。

設計の谷口さんは、巨匠谷口吉郎の息子で2代目です。
建築家で2代目って、政治家なんかに比べるとずっと少ないですね。
芸術やスポーツは、簡単に受け継げないということなんでしょうね。

で・・・、土門記念館の話ですが、
広々した公園の池のほとりに建ってまして、ロケーションが抜群です。
建物は、方形を基調にして、キッチリ近代建築になっています。
写真はあんまりにも遠景で、ちょっと解かりにくいでしょうか?
右の写真は通路部分ですが、「光と影」を演出しています。
隣に、同じ谷口さん設計の、「国体記念体育館」があります。


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