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建築探訪・その37



           「オプスおぐに」 (毛綱毅曠設計)

今回は、毛綱さん設計の第2弾、「オプスおぐに」です。

「小国」と言うと、葉祥栄さんで有名な熊本県の小国を思い出すでしょうが、
こちらは、新潟県の小国町です。柏崎市から少し山に入ったあたりです。

オプスという名前だけ聞いても、何のための建築か解かり難いですね。
「OPUS」というのは、ラテン語で「作品」とかいうらしいのですが、
不確かな事を書いても拙いので、興味のある方は自分で調べて下さい。

用途の方は、冬はスキー場・夏はキャンプ場の、公園の管理棟の様でして、
赤い円筒の部分は、1階にお土産売り場や、2階にレストランがあります。
あと、平屋の黒い部分は、スノーモービルの収納庫だったりしています。

左の写真の手前は、右側の収納庫と左右のバランスをとっているのですが、
壁だけでして、そこには露天のお風呂(ジャグジー)があったりします。
用途は、あれもこれもの盛り沢山なのですが、小建築です。

毛綱さんには全然関係ないのですが、民間のリゾート会社の建物だったのが、
何年か前に破綻しまして、今は町との第三セクターで運営しているようです。
私は2度行っていますが、2度共、お客さんが全くいませんでした・・・。
いい建築なのに、さびしいですね。 有効利用のいい案はないでしょうか?


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