「香港上海銀行」 (N・フォスター設計) 第4回は、ノーマン・フォスター設計の香港上海銀行です。 ハイテク建築の代表でしょうか? ちょっと調べましたら、1986年竣工のようです。 この写真は、1988年の春に、行った時のものです。 勿論、まだ中国に返還される前の話です。 新潟発の飛行機で、オリンピック前のソウル経由で行きました。 1987年の年末に、金賢姫で有名な、「大韓航空爆破事件」が あったんですが、その「大韓航空」で行ってます。 今から考えると、怖いもの知らずです。 今でこそ、上海、シンガポールなど、超高層の都市はいろいろ ありますが、その頃、香港は建築ラッシュで活気がありました。 外国に行くなら香港だ、と思っていました。その頃は、 「香港上海銀行」を「ホンシャン」なんて呪文のように言ってました。 今「ホンシャン」なんて言っても、何の事か解かりませんね。 で・・・、本論の「香港上海銀行」の話なんですが、 銀行という、硬い(?)商売の割りには、オープンな建物で、 内部の見学もOKでした。日本の銀行であれば、 きっと警備の人が立っていて、「立入禁止」でしょうね。 フォスター設計で、御茶ノ水に「センチュリータワー」があります。 |