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試してガッテン・その18

フレーム
住宅の工事が進んでくると、半端の材料が出てきます。
勿論、事前に計算して発注しているのですが、ピッタリで余りが
全くないということは、建築工事では不可能です。

捨てれば、ただのゴミで、逆にゴミ処分代がかかります。
そこで色々な余り材を利用して、棚その他を作ってみました。

上の写真は、玄関収納の上部分を集めて吊棚に、下は本棚を
         作った余りの集成材で、イス兼タナを作りました。
中の写真は、無垢の杉板の余り材で作った踏込と飾棚、
下の写真は、無目材(額縁)の余りで作った壁穴兼飾棚です。

この他、居室はもちろん、トイレや洗面所や納戸などの棚で、
巾木・額縁・床材・合板等、余り材を徹底的に利用し尽くしました。

あんまり沢山で、いつも穏和で優しい大工さんに
「いい加減にして下さい」、と言われてしまいました。
でも大工さん自身、棚を斜めにカットしたり、棚のコーナーをRに
加工したりで、面白がって色々遊んでくれました。

大工さんや他の職人さん達にも、随分泣いていただきましたが、
結果としては、やってよかったと思っています。
材木の余り材は薪ストーブの燃料に、という計画は予算の関係で
実現せず残念でした。その分、廃材処分費が掛ってしまいました。

        余り材、タダ捨てないで、再利用!

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余り材を利用した棚

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