「枝豆の病害虫」
枝豆(大豆)の病害虫
紫斑病(ダイズ)
ベト病・葉焼病(ダイズ)
モザイク病(ダイズ アズキ)
カメムシ類(ダイズ)
ハスモンヨトウ(ダイズ)
アブラブシ類(ダイズ)
ウコンノメイガ(ダイズ)
ダイズサヤムシガ(ダイズ)
タネバエ(ダイズ)
ネコブセンチュウ類(メロン,野菜全般,ダイズ)
たんそ病
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紫斑病
○概要
○病徴と診断
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○発生生態 この菌は主として菌糸の形で種子に寄生して越冬する。翌年この種子を播くと発芽後、すぐに菌糸が子葉に侵入して病斑をつくる。雨が降ると病斑の上に胞子ができ、これが伝染源となる。また、被害茎葉について冬を越した病原菌は初春から初夏にかけて絶えず胞子をつくり伝染源になる。 水田転換畑の栽培で多いといわれているが、発生が多いのは転換初年度で、年数を経るにつれて少なくなる。成熟期を中心に雨の多い年は発生が多く、紫斑粒の発生もきわめて多い。また、収穫時期が遅れたりあるいは収穫物を長く放置したりすると発病は増える。
○防除法 |
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ベト病・葉焼病
○概要 ○病徴と診断 |
| ○発生生態 べと病;この菌は卵胞子という特殊な胞子をつくって種子や被害茎葉で越冬し、翌年の伝染源となる。ダイズの本葉展葉後間もなく発生するが、20〜22℃で湿度が高いととくに発生が多い。このため6月頃から7 月中旬頃に発生が多いが、梅雨の長くつづくような年はとくに多発する。8月上旬頃にはー時発病は止まり、 9月中旬以降収穫期にかけて再び発生する。また、茎葉が茂りすぎて風通しが悪いと発生しやすい。 葉焼病;病原細菌は種子や被害茎葉について越冬し、翌年風雨で運ばれて気孔や傷口から侵入する。このため、風雨の多い年は発生も多くなる。本病は8月頃から発生し始め、収穫間際に激しくなる。 ○防除法 |
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モザイク病
○概要 |
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○発生生態 ダイズ;ウイルスの種類や系統はたくさんあるが、本県で発生しているモザイク病の多くは、病気にかかった種子によって翌年に伝染する。この種子を播くと発生し、これに寄生したダイズアブラムシ、モモアカアブラムシなどのアブラムシによってウイルスがうつされる。このためモザイク病の発生時期や発生量はアブラムシの発生時期と発生量や種子伝染株の多少に大きく左右される。6〜7月が高温で乾燥気味の年にはアブラムシの発生が多いのでモザイク病は多発する。 アズキ;ダイズと同様でアズキでも多くの種類のウイルスによってモザイク病がおきる。本県で発生しているモザイク病の多くは病気にかかった種子によって翌年に伝染し、アブラムシによってウイルスがうつされる。生育期に高温で乾燥が続くとアブラムシの発生が多くなり、モザイク病は多発する。 ○防除法 1.健全株から採種した無病種子を使用する。 2.モザイク病にかかった株はできるだけ早く抜き取 り、伝染源を撲滅する。 3.ウイルスを伝搬するアブラムシを防除する。 | |
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カメムシ類
○概要 |
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○発生生態 これらのカメムシ類は年に2〜3回発生し、成虫が日当りのよい場所の枯草のなかや落葉の間、常緑樹の茂った葉の間などで越冬する。越冬場所から出てきたカメムシ類は種類によってやや異なるが、まずマメ科、アブラナ科、イネ科などの雑草や作物に寄生し、ダイズには莢がつき始める頃から飛来する。そして、発生は莢の伸長が終る頃から種子の肥大が終る頃までが最も多く、莢が黄変する頃まで加害が続く。 ○防除法 1.薬剤による防除は、液剤と粉剤は落花後から10日 おきに2回散布し、粒剤は落花10日後に株元施用ま たは葉面散布をする。 | |
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ハスモンヨトウ
○概要 |
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○発生生態 本種の越冬については十分解っていないが、温度の高いハウス内では冬期も生存している。しかし、露地では越冬できないと考えられている。また、最近、この虫は移動していることが明らかにされつつある。島根県では幼虫の発生実態から、主に移動してきた虫が毎年の発生のもとになっていると思われる。 成虫の発生時期や量は年による変動が大きく、主に 8月頃から11月頃まで発生する。しかし、世代の区分は明確ではない。また、幼虫の発生時期は8月中旬頃からであり、9月以降急増し、11月頃までみられる。雌はー生の間に1000〜3000個の卵を産む。また、夏期には卵から成虫になるまでに40日程度かかる。 ○防除法 1.葉が白くなる被害発生初期に注意し、集団で食害 している若齢幼虫を被害葉とともに切り取ってつぶ す。 2.薬剤による防除は、老齢幼虫には効果が劣るので 若齢幼虫期(加害初期)に重点をおく。 | |
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アブラムシ類
○概要 |
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ウコンノメイガ
○概要 |
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○発生生態 年に2〜3回発生する。島根県では7、8月に発生が多い。卵は1〜数個を葉脈に沿って産みつけられる。幼虫は葉から葉へ移りながら5回脱皮し、巻いた葉のなかで蛹になる。卵から成虫になるまで30〜40日かかり、ダイズで2世代を過ごすようである。また、ダイズに発生する前に雑草で幼虫が発生することがあるが、これがダイズにとって有力な発生源となるかどうかは明らかでない。突発的な大発生は多数の成虫が飛来したためと思われるが、越冬状況や発生源などは不明である。この虫はダイズ、インゲンマメ、リョクトウなどのマメ科作物を加害するが、クローバでの被害は知られていない。雑草ではアカソ、カラムシが寄主として知られている。 | |
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ダイズサヤムシガ
○概要 |
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○発生生態 年に3-4回発生する。しかし、各世代は重なり合う傾向があり、とくに夏秋期に世代を分けることは困難である。越冬はダイズの食害した部分や枯れた茎葉のなかで蛾、またはソラマメなどのマメ科植物の芽部で若齢幼虫で行う。蟻で越冬したものは3-4月にかけて羽化する。しかし、ダイズがまだ播種されていないため、ソラマメなどで1世代を過ごす。若齢幼虫で越冬したものは5月以降に羽化する。成虫は卵をダイズの葉裏や葉柄、とくに若葉に点々と産みつけるが、英には産みつけない。夏期は卵から成虫になるまでに 30-40日かかる。 ○防除法 幼虫は最初に若葉をつづり合わせて食害するので、 初期被害に注意を払い、爽が着いた後は英のなかへ の食入を防ぐようにする。したがって、薬剤による 防除は被害初期に1-2回、落花後は10日おきに2 -3回散布する。 | |
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タネバエ
○概要 |
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○発生生態 年に4-5回発生する。越冬は幼虫、廟および成虫で行われ、3月下旬-4月上旬頃の気温がかなり低い時期から活動を始める。成虫は活動的で未熟堆肥や鶏ふん、油かすなどの有機質の腐った臭いのする所や、耕したばかりの湿った畑に集まり、土のかたまりが地面と接触している部分などに点々と産卵する。成虫の生存期間は50-100日で、雌成虫は700-1000個の卵を産む。幼虫はふ化すると土のなかに潜り、有機質を食べながら発育する。卵から成虫になるまでの期間は春期と秋期の気温が比較的低いときは40日程度、夏期の高温時には20日程度である。 ○防除法 1.未熟堆肥や鶏ふんなどの臭気の強い有機質肥料は 成虫を誘引するので播種時には使用しない。 2.薬剤による防除は、播種時に粉剤または粒剤をま き溝に1回施用する。 | |
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ネコブセンチュウ類
○概要 |
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○発生生態 年に数世代を繰り返す。主に卵で越冬し,ハウスなどで植物がある場合には成虫や幼虫でも越冬する。春先に地温が10〜15℃以上になると活動を始める。幼虫は卵の中で1回脱皮し,ふ化した後,根の先端近くから侵入する。幼虫の形は雌雄とも最初ウナギ状である。雌成虫は成長すると0.5ミリメートル前後の球形〜洋ナシ型になる。雄成虫は成長してもウナギ状であり,長さ1oである。雌成虫は多いもので1500個ほどの卵を卵のうのなかに産む。1世代に要する期間は適温条件下で約30日である。 | |
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たんそ病
○概要 |