A4.ジャンピング・トイ |
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分野
慣性の法則
内容
写真の怪獣のお尻に付いている赤い吸盤を、下の黄色の円板に吸い付かせると、しばらくしてばねの力でジャンプするおもちゃです。
台車の上に載せて、吸盤を吸い付けてから台車を走らせると、途中でジャンプして再び走る台車の上に落下する、いわゆる慣性の法則が観察できます。
台車が動き始めてちょうどいいタイミングでジャンプしてくれるといいのですが、なかなかジャンプしなかったり、すぐにジャンプしてしまったり、うまくいかないこともあります。坂井章先生は吸盤に切れ目を入れたそうですが、台にセロハンテープを貼っている人もいるとのことです。
慣性の法則をわからせるにはこれほど良い教材はないのではというくらい生徒の理解はよいと思います。清水義範著「おもしろくても理科」の「慣性の法則」にあるのように、「空気に包まれているから電車の中のボールは上に投げても元に戻ってくるのではないか」という間違った反論は、この場合最初からあり得ないことになります。
購入先
最近なかなか売っていないようですが、中村理科から手に入りました。(ただし、怪獣付きではない。)
麩沢 祐一 (新潟県)