A39.自動浮沈潜水艦

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自動浮沈潜水艦
自動浮沈潜水艦
組み立て図
バラストタンク
バラストタンクのしくみ







分野
 浮力? 



内容
 静水中で自動的に浮上・沈降をくり返す潜水艦です。

 潜水艦のバラストタンクをフィルムケースでつくり、実物の潜水艦では圧縮空気を使うかわりに、この模型では発泡入浴剤を使います。本体は500mlのペットボトルです。水中ではフィルムケースの中に水が入り、入浴剤が発泡して、バラストタンク(フィルムケース)の下部の穴から水を追い出し、やがて浮上してきます。
 このようにして浮上する潜水艦のアイデアは、福島県の  尚志 先生から教えていただいたのですが、これに手を加え、水面で自動的にバラストタンクの空気(二酸化炭素)を逃がし、再び沈降することをくり返すように改良しました。

 ペットボトルは下部には、フィルムケースにバブを入れるための大きな穴、上部には、はじめ水に入れたときのペットボトルの空気を抜くための小さな穴が空いています。また、ペットボトル下部(潜水艦の船底にあたるところ)の前後には、ボルトナットを取り付け、ナットの数で浮力との調節や前後のバランスをとっています。







宮田 佳則 (新潟高校)

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