C1.人工虹

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人工虹

出典
 インターネットホームページ http://www.fin.ne.jp/~tenjin/niji.htm から情報を得ました。名城大学内川英雄教授、鳥取大学附属中学校浜崎修教諭らにより研究されたそうです。また、「たのしくわかる物理実験事典」(東京書籍)にも記事が載っています。

内容
 本当の虹の雨滴の代わりに、0.2mmφくらいの樹脂製のビーズを、黒い紙等にスプレー糊を使って一層稠密にはりつけた「虹スクリーン」です。
太陽光やOHPの光をこれに当てて、自分の頭の影がスクリーン中央に来るようにすると、影の周りに虹が見えます。

 屈折率の関係で、本当の虹は視半径約42°ですが、人工虹は視半径17°程度です。スクリーンを傾けると、ビーズの密度が増えることになるので、虹も濃く見えます。

 材料がそろえば30分くらいで作ることができます。

購入先
 虹ビーズは中村理科で 700g 2,500円。黒い紙にスプレー糊を吹いて虹ビーズをまきますが、700gあれば相当広い面積のものを作れると思います(写真の例では、たぶん30gも使っていない)。また、スクリーンになる糊付き台紙と虹ビーズ200gのキットで6,500円。

宮田 佳則 (新潟高校)

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