B1.バブ爆弾

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バブ爆弾


分野
 気体の圧力


内容
 用意するもの フィルムケース、バブ、水

 やり方 フィルムケース(フジが、密閉できて良い)に水1cm位とバブを砕いて2かけらほどを入れふたをすると、1分ほどでふたが吹っ飛びます。

 留意点 天井の蛍光灯に注意。

 なお、水とバブの代わりに、ドライアイスや液体窒素でやる方法もあります。また、フィルムケースを逆さにして、フィルムケースの底にあたるところに発泡スチロール等で円錐形のカバーをつけ、「バブロケット」にする手もあります。



 生徒が、「ペットボトルでやったらどうなるか」と質問したので、「やったことは無いが、ペットボトルは内圧に強いので、膨れるけどよほどでないと破裂しないのではないか」と返答しました。
ところが数日後、「先生!生半可じゃない音がして、バラバラに破裂したよ!!」と、興奮気味に話してくれました。詳しく聞いたら、海岸へ行って、ペットボトルに水とバブ1つを全部入れて様子を見ていたら、パンパンになったそうです。でも破裂しないので、手に持って上に2〜3回放り投げたそうです。そうしたら、着地した瞬間に大音響とともに破裂したのだそうです。
よく考えると、大変危険な状況ですので、真似しないようにしましょう。

※同様な状況で、ドライアイスをペットボトルに入れ、破裂したペットボトルの破片で人が大怪我を負う事故が発生しています。ペットボトルが破裂する可能性のある実験は、絶対に行わないでください。 

宮田 佳則 (新潟高校)

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バブロケット
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