D28.温度変化による電気抵抗の変化

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メロディIC
↑写真1 メロディICと電源、スピーカー

分野
 電流


内容
 メロディICを、冷水(氷を入れた水)に浸したときと、熱湯に浸したときとでメロディーのテンポがかなり異なります。冷水で冷やしたときは早回しになり、熱湯で温めたときはスローモーションになります。
 これは、IC(リード線含む?)の電気抵抗が、温度を下げると小さくなり、温度を上げると大きくなるためです。

 写真1は、メロディーICに長めのリード線をつなぎ、紙コップスピーカー(キット付属のスピーカーに紙コップを両面テープで貼ったもの)と電池ボックスを取り付けたものです。水に浸したときにICが濡れないように、ポリ袋に入れる必要がありますが、もとのキットのメロディーICが入っていた細長いポリ袋がピッタリですので捨てないようにします。

 写真2のように、メロディーICを細長いポリ袋に入れ、電源スイッチを入れてメロディーを鳴らしながら冷水に浸すと、どんどんメロディーが早回しになっていって面白いです。

 写真3のように、メロディーICを熱湯に浸すと、どんどんメロディーがスローモーションになっていきます。連続的にテンポが変化していくのでとても面白いです。

 


購入先
・電子メロディー
 中村理科  1個 350円程度




宮田 佳則 (柏崎総合高校)

冷水に浸した
↑写真2 冷水に浸した
熱湯に浸した
↑写真3 熱湯に浸した
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