○平成19年に社長が上伊那森林組合へペレット生産工場を視察したことから始まり
 その年にまず1台目のペレットストーブを導入。(山本製作所製)

○平成20年になり、追加で3台のペレットストーブを導入。
 以前は暖房を石油ストーブで化石燃料である灯油を利用していたのですが、12月
 より完全に木質バイオマス・木質ペレットを燃料にした暖房へ完全移行しました。


設置技術担当】リーダー 松本専務
  煙突設置・ペレットストーブ設置・点火・消火のやり方・灰の処理など
【木質ペレット調達担当】リーダー 牛木社長
  上伊那森林組合との窓口・価格交渉・輸送費の削減など

平成19年の研修へ参加したときの様子です。
  
さまざまな形のペレットストーブがありました。
材木を粉砕して、大鋸屑状態にして 水分を加え、固めて
ペレット状に生成して 乾燥させて、袋詰めして完成
平成19年は事務所(二階)に設置
平成20年は事務所(一階・二階)にそれぞれ設置
ペレットストーブは温まるまで少々時間がかかりますが、一旦温まるとなかなか
さめない。レベル4まで調整出来るのですが、午後はレベル1でもとても暖かい
でした。遠赤外線効果と木の燃える香りは社員をリラックスさせる効果もある様に
思えました。
上伊那森林組合様のペレットは灰が少ないとても良いペレットだと思います。

灯油のように、こぼれることもありませんし一袋10kgなので女性社員でも容易
に燃料補給が可能ですし、保管も特に気を使わなくても大丈夫なことがわかりました

平成20年12月1日より平成21年3月31日までに消費したペレットは
10kg入れで380袋でした。送料を含めて、800円/袋として約800×380
=304,000円の燃料費となりました。
ペレットストーブの稼動日が66日でしたので、380袋÷66日=5.75袋/日
(4台のペレットストーブ延べ稼働日263日を4で割り、平均66日で換算)
5.75袋×800円/袋=4,600円/日となります。

灯油換算で算出すると、4,600円/日÷75円/リットル=61.3リットル/日
61.3リットル×稼働日66日=4,045リットル(約4ヶ月)

CO2(二酸化炭素)対象温室効果ガス排出量(kgCO2)

燃料使用量 4,045(リットル)   
単位発熱量 36.7(MJ/リットル)  
排出係数 0.0679(kgCO2/MJ)

4,045×36.7×0.0679=10,080(kgCO2)
削減出来ました。
(※ペレットストーブで使用した電気から発生する排出量は含まれていません)

PS−1300J Woody(ウッディー) HPリンク
 ・FE(強制排気)式燃焼
 ・自然対流形

最大熱出力(KJ/h) 23,640〜74,860(4,650〜20,460kcal/h)
暖房能力(畳)  木造:〜34 コンクリート:〜53
排気筒呼び径(o) 106
燃料庫容量(s) 18
高さ×幅×奥行 930×870×470
ストーブ重量(s) 57
安全装置  耐震自動消火、逆火防止、点火安全、燃焼制御
¥294,000(税抜¥280,000))※当店価格
最低燃焼  燃料消費量約1.2s/h、満タン時 約15時間運転
最大燃焼  燃料消費量約3.8s/h、満タン時 約4.5時間運転

今年度より木質バイオ・ペレット材を県産材利用を考慮して行きます。
上伊那からの物流で排出されるCO2削減も考えて行く必要があると思います。

早期に上越地区でもペレット材の生産が始まることを願うものであります。

 今後も地域への貢献活動を進んで行い、コミュニティの中で会社が育っていけるようにしたいと思います。

牛木商事鰍フ小さな取り組み (カーボンオフセット)