ホームページ開設10周年に寄せて

  パソコンを利用するホームページという媒体が普及しだしたのが、1995年あたりではなかってでしょうか。マイクロソフト社が開発したOSソフト「Windows95」が呼び水になり、今やホームページというメディアは世の中にすっかり定着した存在となった。
 ホームページの利点は、個人で情報発信をできること。昔も今も放送局、新聞社、雑誌社と地方競馬を取り上げることは少ないが、ならばオレが情報を発信しようという意気込みで、10年前に当時の価格で約45万円もしましたが、パソコン、スキャナ、プリンタ等を購入し、新潟県競馬を取り上げるホームページを立ち上げました。
 1998年と言えば、地元開催で金メダル5個獲得した長野冬季五輪に今、ボストンレッドソックスにいる松坂大輔が大車輪の活躍で甲子園大会春夏連覇を達成した年でした。これらの出来事は今でも2、3年前の出来事かなと錯覚してしまう自分であります。
 ホームページを開設した年に当時の平山知事が県競馬廃止を容認する公式発言をしており、常に廃止をいう言葉を意識しながらの運営であった。もう、廃止後の期間が長くなり、私のホームページの存在価値は新潟県競馬がこの世に存在したことを示しているにすぎないものとなりました。仮に新潟県競馬が今でも続いていたら、どうなったのかな?主要な重賞は全国売り特に南関東を意識して、すべて平日に実施する体制になっていたことだろうし、組合の公式ページも充実。関係者の公式ページもできてたりして、私の自身のホームページの運営は辛いものになっていたのかなと感じるしだいです。
 これからも新潟県競馬がこの世にあったことを知らしめる意味でもホームページは続けます。幸いにも膨大な量の写真がありますので、細々とフロントページに載せていきます。