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エクストラ・アクリリックス(ハナンツ)
イギリスの水性塗料です。
私はMr.カラー等のシンナー臭が苦手で(出戻る前は平気だったんですが)、
水性塗料を使っています。特色などは、タミヤ・アクリルを調合して、近似色を作っています。
ただ、もう少し乾燥が早くて、塗膜が強い水性塗料はないかと、ネットで色々と調べた結果、
「使ってみよう」と思ったのがコレです。色のラインナップを見ると、航空機やAFVに特化
しているな、という印象。(FSナンバー等も表記されています)
ただ、扱っているお店が少なく、高いのが難点。(私は通販しました)
一本16ml入りで480円もします。専用薄め液に至っては、300ml入りで1500円!!
もちろん、水で薄める事も可能との事ですが、筆洗い等はともかく、希釈には専用薄め液を
使った方が良いだろうと思い、溶剤も一緒に購入。
塗料は、ほぼ無臭です。鼻を近づけると極僅かに臭いはしますが、国産の水性よりも
更に低臭です。「ほぼ無臭」と言って差し支えないと思います。
水性アクリル塗料の溶剤はアルコール系で、タミヤの溶剤も微かにアルコールの臭いが
しますが、こっちのアルコール臭はタミヤの物よりストレートな感じです。
塗料・溶剤ともに粘度は低いです。しかし、エアブラシ塗装に使うと、ハンドピースの
ノズルが詰まりやすいと感じました。薄めに溶いて吹いてみても、やっぱり詰まる。
粒子が粗いとは全然感じられないのですが、何故なんでしょう?
いまいちベストな希釈が掴めません。
航空機やAFVに特化したカラーラインナップで、実際の色を忠実に再現しているらしい
のですが、模型に使うとかなり濃いと感じました。これは他の塗料でも言える事だと
思いますが、スケールに合わせてホワイト等を加えた方が良さそうです。
国産の水性と比較して、乾燥は早いです。塗膜強度は「やや強い」といった所でしょうか。
この塗料を使ってみて、国産の水性塗料を少し見直しました。「乾燥が遅い」「塗膜が弱い」等
色々と問題はありますが、エクストラアクリリックスよりも吹きやすいと感じますし、色味も
模型に使いやすいと感じました。エクストラアクリリックスは、その塗膜強度と乾燥の早さを
生かして下塗りに使い、その上に国産水性をハイライト吹きのような感じで使い、
デカール貼り等の後に、エクストラ〜のサテンバーニッシュ(半ツヤクリア)でコート、という
使い方をすれば、塗膜もある程度は今までよりも強化出来るかもしれません。
まあ、完成後にガチャガチャ動かさないスケールモデルでは、塗膜強度について
それほど神経質になる必要も無いと思いますが...。
航空機用カラーを数色購入しましたが、全てツヤありです。例えば、Mr.カラー307番は
「FS36320」ですが、この塗料では「FS16320」となっています。頭の数字が「1」というのは
「ツヤあり」を意味するのでしょうか? 私はデカールを貼る前にクリアを吹いて、貼った後に
クリア+フラットベースを吹いていましたので、一手間減る事は良い事なのですが。
「ノズルが詰まりやすい」というのも、生産国と日本の湿度の違いなども影響しているのかも
しれませんし、希釈率なども研究の余地がありますので、色々試してみようと思います。
追記
他の方の使用感を探してみたところ、ノズルが詰まりやすい・ニードルに塗料の塊が付くという
同じ感想をお持ちの方が数名いらっしゃいました。環境と言うより、塗料の性質なのかな?
更に追記
エアブラシ使用時の希釈に水も加えてみたところ、ノズルが詰まりやすい等が軽減されました。
割合は塗料1に対して、水0.5・専用溶剤0.3くらいだったかな?
水がリターダーの役割を果したのでしょうか?
塗料自体の乾燥が早いので、水を加えても国産水性よりずっと早く乾きました。
ただ、詰まりやすさは「軽減」されただけで、「解消」までには至ってません。
今後も色々と試してみようと思います。今回改めて、この乾燥の早さは良いなと思いました。
噂に聞いていた通り、海外の水性塗料は性能が全く違いますね。
モデルマスターのアクリル塗料やファレホ等の、他の海外製水性塗料も試してみたいです。



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