| 56: 人生の「楽悟者」ですね 
 
  
            | 大昔は「人生50年」なんて言われました。
 50歳過ぎれば、社会も本人も「ご隠居さん」でよかった訳です。
 
 30年前の父の頃は55歳定年制でした。
 今は60歳定年で、65歳に延ばそうともしています。
 また昨今は不景気なので、65歳定年の声は小さくなっています。
 
 どうして60歳定年を65歳に延ばすかと言うと、
 年金の支給を遅らせる為の、国の苦肉の政策でしょう。
 国民1人1人のことを考えての政策では、決っしてありません。
 
 自分の老後の暮らしは、自分自身で決めた方がいいですよ。
 「死ぬまで働いていたい」、と言う考えの人はそれでもいいと思います。
 実は、私もそちらの考え方です。「止むを得ず」という事情もありますが・・・。
 
 でも、「50歳で悠々自適の暮らしをする」という選択肢も立派です。
 巨泉さん流の「リタイア」や日向子さん流の「隠居」は、「落伍者」でしょうか?
 私から言わせれば、「人生の楽しさを悟った者」、という感じです。
 
 
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