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建築探訪・その100



           「脇田美術館」 (鹿島建設設計)

とうとう100回目です。これで一応「建築探訪」は最終回となります。

100回目なので、「なにかビッグなものを」と、いろいろ悩んだのですが・・・、
結論は・・・、軽井沢の「脇田美術館」です。設計はゼネコンのKAJIMAです。
「ちぃっとも面白くないね」と言わないで下さい。後が面白いんです(?)

美術館のお隣が、巨匠吉村さん設計で、脇田和さんの住宅(別荘?)です。
で・・・、私達が行った時に、ちょうど脇田さん本人がいました。(写真右端)
脇田さんは1908年生まれとの事で、今(2003年)は95歳ですか。
私達が行ったのは96年ですから、この時88歳ですかね。米寿ですネ。
しかし、まだまだ元気で、矍鑠(カクシャク)としていました。

    
脇田邸:吉村順三設計

「面白い話」(?)は、これからなんですが・・・、

脇田美術館で絵を見ていたら、突然、見覚えのあるような人がいました。
ちょうど中学生くらい(後で聞いたら高校1年生)の可愛い女の子でした。
ウワァ「長嶋美知子さん」だ・・・と思いました。私の中学時代の同級生です。
しかし、あれから30年は経っていますから、計算が全然合いません。
ジツワその女の子の後にいた綺麗な「オバサン」が、美知子さんでしたネ。

でも、新潟なら、いざ知らず、ここは軽井沢です。
本当に長嶋さんかなぁ???と疑問でした。30年振りですからね。
ただ、私には、「似ているのは本人だ」、という信念があります。(98回参照)
しかし、気の小さい私は、声を掛けることが出来ませんでした。

軽井沢から帰った次の日、名簿を探して長嶋さんに電話しました。
住所は静岡になっていました。私は勿論、新潟からです。
人違いかなぁ? どう説明しようかなぁ、と思って、
「もしもし、あのォ〜」と言ったら、「よぐちクンでしょ」、と来ました。
 → わかってんなら、その時言って下さいよ、と思いましたね。

「似ているのは本人だ」という信念が、増々強くなったと言うお話です。
個人的なお話で、「ツマラナイ」と言う方はゴメンなさい。これでお仕舞です。

   
「OB会のメンバー&ファミリー
  この軽井沢旅行は、95回と同じく民研OB会の集まりでした。
            
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