私の、非常に個人的な「囲碁15番勝負」も、最後の局となりました。 「自戦百局」の棋譜も、この局が大学最後の譜です。 最後の「関東リーグ戦」が終わって、その秋の「錦祭」の指導碁です。 これも「第11局」と同じく、4面か5面打ちの中の1局でした。 お相手は、吉田洋逸プロとなっていますが、 これも趙さんと同様、確かな記憶はありません。 残っている棋譜に、吉田四段と書いてある訳です。 手合いは、今回も四子なんですが、 前回は、あまりにもあっさりと負けたので、 今回はもう少し粘ろうかな、と考えた様な覚えがあります。 しかし、かえってダメでしたね。 80数手で右辺の2目を取られてアウトです。 今考えると、手段はいろいろあったような気がします。 でも、プロとの対局は、そんなもんなんですね。 ヘビに睨まれたカエルのようなもので、 自分の方から、悪い方悪い方と打ってしまいます。 80数手で、勝負は既に終わっています。 あとはもう打ってみただけですね。 私の、苦しくも楽しい、血と涙の(?)「青春譜」でした。 最後まで、読んで戴いた方は、ほとんどいないでしょうけど、 もし、そんな奇特な方がいましたら、感謝いたします。 |