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血涙囲碁15番勝負

第15局


私の、非常に個人的な「囲碁15番勝負」も、最後の局となりました。
「自戦百局」の棋譜も、この局が大学最後の譜です。

最後の「関東リーグ戦」が終わって、その秋の「錦祭」の指導碁です。
これも「第11局」と同じく、4面か5面打ちの中の1局でした。

お相手は、吉田洋逸プロとなっていますが、
これも趙さんと同様、確かな記憶はありません。
残っている棋譜に、吉田四段と書いてある訳です。

手合いは、今回も四子なんですが、
前回は、あまりにもあっさりと負けたので、
今回はもう少し粘ろうかな、と考えた様な覚えがあります。

しかし、かえってダメでしたね。
80数手で右辺の2目を取られてアウトです。
今考えると、手段はいろいろあったような気がします。

でも、プロとの対局は、そんなもんなんですね。
ヘビに睨まれたカエルのようなもので、
自分の方から、悪い方悪い方と打ってしまいます。
80数手で、勝負は既に終わっています。
あとはもう打ってみただけですね。

私の、苦しくも楽しい、血と涙の(?)「青春譜」でした。

最後まで、読んで戴いた方は、ほとんどいないでしょうけど、
もし、そんな奇特な方がいましたら、感謝いたします。


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