「悪戦苦闘ラジオテラピー」2004.3.27

ヤン:ジェネレーションギャップ、世代が違えば分かりあうのは確かに難しい。同じ螺旋を紡ぎながらもなぜに人は分かり得ないのか。ああ切なヒトゲノム。古よりの戦いを今このときにぶちまけろ!大人は若者に疑問をぶちまけ若者は大人に不満をぶつける。この際だから言いたいことは残らず言っちゃえ、ヤンがきちんとテラピー引き受けよう。さあテーブルにつきたまえ、もつれた螺旋を解こうじゃないか!タイトルは・・・

「悪戦苦闘ラジオテラピー」

ヤン:いやいやいややや、もう「悪戦苦闘ラジオテラピー」最終回でございます。ねぇ2年間長らくお付き合いありがとうございました。今週ラストですからね、がんばっていきますよ。パーソナリティはヤンでございます、よろしくどうぞ。えー先週のおさらいからホントはいくところなんですけれどもね、え今日最終回っていうことなんで、さらっと、いきたいと思います。でも内容は濃かったんだよな先週。先週はね、こんなことやってみました、(ドラムロール)「ヤンVS女子高生、生バトル!」。ということでね、えースタジオに、あきちゃん・ゆみちゃん・なつみちゃん、えー3人の女子高生をお迎えしましてですね、いろんな話を聞きました。先週の放送聞いてくれた方はね、結構「え、大丈夫か?」っていうね、ような内容でございましたよね。あのー、ま、お友達なんかでも現役、の、おキャバ嬢なんか、キャバクラなんかに勤めてる方がいて、月収100万(円)とか。”おいおい大丈夫なのか?”と、ね。いやあ・・・。いや、でもね、実際あのーもっと放送できないような、こういろんな話もあったんですけれどもね、あのーデレデレしてアタシそれどころじゃありませんでした。えーそのヤンがデレデレしてる画像なんかはですねホームページにあげときましたので、そちらの方ぜひ見てください(笑)。内容は一切載っておりません。えー、ということで、今日はですね、え、たっぷり、えー2年間振り返りながらお送りしていきたいと思うんですけれどもですね、えー、まあ実際のところ、今どきの若いモンはで始まる大人の小言とですね、まあそれに反論する若者たちの意見。で、えーまそんなものをですね、出していくために、いろんなテーマを取り上げてやってきたわけですが、なんとねえ、2年間で103タイトル。やったねぇ、もっすごいなんか”そんなやったかな?”っていう感じするんですけど、ねぇ。まああのー今回最終回ですので、まああのー、ね、しつこいようだけど、ホント今日最終回なんだよオレ。もう職案行かなきゃいけないからボクね。えーその2年間の集大成、総集編でいってみます。ということで今週のテーマ「悪戦苦闘 2年間の歴史」。今週はこれをテーマにいってみたい。ではまず1曲です。今どきの若者代表のこの曲で気分を落ち着けるぞ。LOVE PSYCHEDELICOで♪Everybody needs somebody。

(LOVE PSYCHEDELICO:♪Everybody needs somebody)

ヤン:はい、ということでございましてですね、えー「LOVE PSYCHEDELICO:♪」お送りしながらですね、2年間のテーマざっとこれ紹介、振り返ってみましょうかね。ま通算103回つうことなんでね、ま、いろいろあったんですけど。記念すべき第1回は、うん、あのーまあこの番組のテーマらしく「今どきの若いモンは」ということでね、えー大人の方からですよ、あのー「今どきの若いモンはなってねぇ」っていうような意見をですね大募集しました。で多かったのがねやっぱね服装だね。「なんであんな若者、男の子、特にあんなダボダボの服着てっかなあ。なんであんなスカート短けぇかなあ」っていう意見が多かったし、あとね”言葉づかい””マナー”なんていうのがなってないなんていう意見が多かったっすね。うん。まあ服装に関してはどうかと思うんですけど、ま確かにね、あのーオレらんときもいなかったからね、コンビニの前でダダ座りしてるヤツら。パンツとか丸見えだけど、それOK全然気にしねぇってヤツらだからね、うん。まあちょっと変わってきてんなと、ヤンもちょっと思いましたけどもな、うん。でね、あのーそのー今どきの若いモンからでてきたテーマで、すぐ”携帯電話”についてやってますねえ。あのー”どこまでいくんだ?携帯電話”って感じなんだけど、あのー便利になった反面ね、コワイことも多いよね。うん。ま特にさ、あのー”出会い系サイケデリコ”(出会い系サイト)なんていうのもコワイよね?あんなのだって事件とか結構あるし。最近ねヤンのとこに電話かかってくんのよ、なんか東京から。んで「あなたは以前”エラ呼吸”という名で出会い系サイトに登録しておりましたのでお金を15万(円)払ってください」みたいなね、電話がくるんですよ。全然憶えないのね。みんなもたぶんそんなことあるかもしれない。そしたらね「相手にしないほうがいいです」と、いうことでボクね、あのー消費者生活センターってところに相談しに行ったらですね、「相手にするな」と言われました。みなさんも気をつけてね。その他にもねいろいろあったぜこれね、えー夏の浜辺でビキニのおねぇちゃんたちに聞いた「ちょっと聞きにくいあの話」、ちょっとHなとかね。えーあと「もしもシリーズ」なんていうのもあったね。”無人島でふたりっきりだったら誰を連れて行く?”なんて話とかしてます。えー、あ、これもいいね。えー去年の3月1日「カタカナ言葉を言い換えてみる」。あるじゃん、なんかわかりづらい、大人たちが使ってる、大人たちも使いながらホントに意味わかってんのか?っていう言葉。ま最近でいうなら”マニフェスト”とか?ね。あと”インフォームドコンセント”ってなんだこれ?新しい避妊具かよ?みたいな、感じだよな。意味をちゃんとわかって使ってるのか、それともなんだろうこう、なんでもかんでもそのね、外国語にカタカナ語に直しちまえば良いっていうふうな、なんか風潮なってんじゃないのか、なんとなくクリスタルな雰囲気になっているんじゃないのかと。ね、そんなことを考えてみたわけでございまして、この回ね。いやあいろいろあるなあ、うん。「世界に出る」「もしもタイムマシンがあったら」。あ、ガッツ(石松)さんとやった公開討論会もあったね。おもしろかったこれ、うん。あのー本番前に一応ガッツさんに挨拶に行ったらね、あの1コだけ打ち合わせ事項があって、「おお、お前オレにあの”パソコンメールしてるか?”って聞いてくれ」「わかりました、聞きます。なんでですか?」っつったら、「いやあのオレ、パソコンメールできねぇけどアビバやってるから」って。それだけがどうしても言いたかったみたいでガッツさんね。あのー打ち合わせろくすっぽしなかったのに、あのその打ち合わせだけしましたね。あと「カラダに良いことしてるか?」。変なこといっぱいやってきたなあ、うん。まあどれもこれも印象に残っているんですけど、そん中から特にひっかかったもの紹介していきたいと思います。えーまずは、「自分で自分の価値を決める」というテーマでございました。ね、もう若者はもうそれこそですよ、好き勝手に言ってたけど、うん、大人はね、こんなこと言ってました。”あなたは1時間いくらに相当しますか?”

(街頭インタビュー)

ヤン:えーっと、1日8時間で5万(円)つうことは、時給にすっと6250円。高いんじゃねぇの?これ。ま月25日で、ゲゲンチョ!ゲゲンチョ!125万円!!ねえ、まあ大人も結構好き勝手言ってんなあこれ。まあそういう若者もね、若者を叱ってもらいたいからさ、結構若者ひどいこと言ってんのよ、「時給100万円」とか、もう現実離れしたことばっか言ってるわけですよ。で大人にガツンと良いこと言ってもらおうかなと思ったら、やっぱりそうなんだ、ねえ。まああのー、でも前半部分で言ってた、あのー「楽しい仕事だったりしたら金額はそんなに関係無く引き受けちゃうなあ」なんていう、「喜んでもらえたら別にいくらでもいいなあ」なんて言ってる人もいましたけど、アタシらの仕事って結構そうですからね。うん。結構あのー楽しいから受けちゃうっていう部分が多いっすよね。ギャラ聞かないもん、大体から我々。あ、聞いてる人もいっぱいいる?あ、そうですよね、普通ギャラ決めてから仕事受けますよねー。そうですよねー(笑)。えーアタシも少し勉強んなったところで、続いて気になっていたのがですね、「キレやすいと言われる若者たち」うん。ということで、「若者はガマンしているのか?」というテーマです、どうぞ。

(街頭インタビュー)

ヤン:笑う〜。最初の1番最初のヤツ笑わなかったっすか?「ガマンすか!?ガマン!?ええッ!?」(笑)、すっげぇ笑ったんすけどオレ。ガマンという言葉知らなかったのかね、この子はね。よくわかりません。いやあ総じて若者たち全然ガマンしてないんですけど、これはなんだろう、好き勝手やってるってことなのか、それともなんだろう、ね、言い方悪いですけど、飼いならされてるのに気づいていないのか、どっちなんだろうね?ま総じて「全然ガマンしてない」と。じゃ大人はどうなんでしょうか?どうぞ。

(街頭インタビュー)

ヤン:うん、これやっぱりこう大人はガマンしなくちゃやってらんないですよね、うん。まあキレてなんかはいられないわけでございますよ。妥協するところは妥協して、媚諂うところは諂って、ね、生きていかなきゃいけないわけでございます。んで、その点やっぱりこうガマンをあんまりしていない若者たち、初めっからリミットが外れているのか、それともあのー、”あ、なんか貯めていたことに自分が気づかずに、ある日リミットが突然ボン!”ってキレちゃうのかね、うん。まあキレる若者たち、ひっかかりはそんなところでございました。えー続いてはですね、えーLOVEに関するものでございますな、LOVEテーマ。「良い恋愛・悪い恋愛」っていうテーマがございましたけれどもね。えー夏恒例の浜でのインタビューでございます。毎年ね怒られるんですよ、なんか知らないんですけど。ま、ついヤンもね、ヒートアップしちゃってお下品発言が目立ってしまったのかもわかりません、うん。えー”夏の浜辺には恋が落ちているのか?落ちているとしたらどんな恋なのか?恋愛には手順・段取りっつうのがあるだろ?プラトニックなLOVEしてるかい?”

(街頭インタビュー)

ヤン:いやあごめんなさい、オレインタビュー中ちょっと一瞬笑って「しまいましたけどもね。あのーなんだろう、男子の意見出てきませんでしたけど、やっぱ男子はね、”もう浜来たらナンパしまくるぞ!”みたいな勢いで来てます。んでもう思うとこありゃ、もうすぐね、すぐにでもHしたいなんて思ってる男子が結構いっぱいいるんですけれども、意外とこれ女子がですねしっかりしてんですよみんなね。うん。もう聞いた子たちもね、結構今どきの派手な感じのね、ま言って良いのか悪いのかわかんないけど、派手な感じの今どきの女の子たちだったんだけど、ま全員が全員ね結構LOVEに対しては真剣でございましたよ。うん。大人が言うほどね、若者たちの性っていうのは乱れてないのかもしれないなと、思いましたアタクシ、うん。えーじゃ次、えー親子関係にも悪戦苦闘のメスが入りました、鋭いメスでございます、ね。誰でも思ったことがありそうな話、「ぶっちゃけ親ってウザくない?」

(街頭インタビュー)

ヤン:お父さん悲しすぎるだろ、これ?お父さんだってお酒1杯飲んで勇気出して娘と絡もうとしてんのにさこれ。もう(笑)。そうですか、やっぱりこう親はうっとうしい思われてるんですね。だからこそ、ま会話がなかったりするんでしょうけれども。えー、じゃもちろんですね、親の世代にも聞いてみましたよ。「あなたは正直ウザイ親でしょ?」

(街頭インタビュー)

ヤン:はい、ということでございましてですね。ま、わかってるんだ、親だって、だけど言わなきゃイカンとも思ってるわけですね、うん。まあそうかと思うとイライラしてる親の八つ当たりみたいなところも、ね、あったりなかったり。ワタシなんかもありましたけどもね(笑)。うん。まジェネレーションギャップの極めつけっつのはやっぱりこう親子の間にあるんでしょうね、一番身近なジェネレーションギャップでもあるし、たぶん。んで、えーまあ2年間に渡って考えてきた大きなテーマに対して、このジェネレーションギャップという大テーマに対してですね、えーヤンなりに出した結論は!(ドラムロール)、1曲はさんでお聞かせしたいと思います。えーさっきの曲と同じタイトルなんですけれどもですね、えーBlues Brothersの♪Everybody needs somebodyどうぞ。

Blues Brothers:♪Everybody needs somebod)

ヤン:さあそれでは今日のテーマ「悪戦苦闘2年間の歴史」でございました。えーこの番組の最大のテーマは”ジェネレーションギャップ”。もうジェネレーションギャップ、これ間違いなくありますね。えーだけど、毎週みなさんの声を聞いていて思ったのはですね、若者の言い分も大人の言い分も、それぞれわかるんですよね、うん。本音で話せばもう全然理解できる話なんですよね、うん。若者だって、えー自分よりも年下のヤツからは、ま大人に見られることもあるだろうし、大人だって昔は若者なのに、自分が昔感じていたこと、結構忘れがちですよね、うん。もう世の中は常にこう新しくなってってます。常に文化や服装なんかの部分でいうとね、うん。で中には少しは良いところあるんですよ?大人のみなさん、ね。で若者たちもさ、あのーなんだろう、昔はたぶんお父さんやお母さんだって、パンタロン穿いてですよ、アフロヘアーにしてた時期もあったかもしれません。でもキミらがやるとなんで怒るかっていうとですよ、あのーまあ社会に出ていくうえで、「ああこういうことしちゃダメなんだな」とお父さんたち気づいたこといっぱいあるんだよね、でその経験則からキミらに注意してると思うんだけれども、まだキミら若者にはわからないんだろうな。うん。でお互いに衝突あるんだけど、一方通行でお互いを決めつけているからわかんないんだよね、うん。ま一歩踏み出して、本音で話し合ってみましょうよ、うん。きっとなんとなく理解できんじゃないかなあと思います。まあ中にはですよ、まあ若者、お父さん方と同じような世代の方とコミュニケーションとる機会がな〜んもないっていう人もいるかもしれません。で、あのーそのお手伝いをですね、お互いを知るお手伝いをこの悪戦苦闘が出来ていたら嬉しいなと、自画自賛で思うわけでございますけれどもね。うん。あのーなんだろうかな、ちょっと悩み事あったりして誰にも相談できないとかいう人もいると思います。でもね誰もが、誰もが誰かに必要とされてますから、うん、アンタひとりじゃないよ、ね、周りの人をもっと信頼しましょう。ということで今週のヤンのテラピーでございました。

(新潟県からのお知らせ)

ヤン:いやあ、いよいよもってエンディングオブジョイトイ。これラストエンディングオブジョイトイですよね。いやあ2年間にわたってお送りしてきました「悪戦苦闘ラジオテラピー」ね、一生懸命我々なりにですね、大人と若者たちのジェネレーションギャップ、ま埋めていけるお手伝いが出来たらなと思ってがんばってきたわけでございますけれども。ね、またいつの日かこんなテーマでやってみたいなあなんていう思いにかられておりますね。まだいっぱいあったんだよ、やりたいこと。男女平等問題もやってみたかったしね、うん、いろいろ話は尽きませんが、またいつかみなさんとお会いすることを希望いたします。「悪戦苦闘ラジオテラピー」またいつかお会いしましょう!お相手はヤンでした、バイバイ!