はじまりまして。

<1992年10月 図工の時間>

1、
「由美(※1)いいなあ。新しいスケッチブックじゃん。」
「へへっ、お母さんに買ってもらったんだ(※2)。」
2、
「ビシャッ」
3、
「あっ、由美の」
「誰?青の絵の具こぼしたの?」
4、
「し〜ん」(過失か故意か…)
5、
「これは芸術だ!!」
→おバカな先生胸を張る。芸術の秋とでも言いたいのか。

エピ.
小6のなんぐにできる最大限のロック。
それは真っ白な空に真っ青な雲を浮かべることでした。
そして空がちょっと好きになりました。

ヒン.
将来ガキの「空」って名前つけたいんです。
おっきくて、いろんな表情持っててカッコいいから。
初恋の人の表情(白→青)
その人のスケッチブック(白の白→青の青)
これなんぐの力。すなわち才能。

※1初恋の人(白い人間)
※2母子家庭ながら金持ち