木瓜の管理
鉢植えのボケ
ボケは、花木の中でも管理が簡単で、花の少ない時期に可愛い花を咲かせ、季節にかまわず秋頃から寒中に
咲いたり、大きい花を楽しませてくれます。
特に、紅長寿梅は、四季を問わず咲くので鉢物を楽しむのであれば、お勧めです。
日本ボケ協会人気ベスト10(1998.3)
鉢の管理
1月〜5月(開花期と花後)
潅水
ボケは、乾燥をきらい、多湿を嫌うので毎日のように一定の水管理でなく、乾いたら水をやって下さい。
肥料
花が終わったら1〜2回肥料をやって、新芽を伸ばして下さい。
鑑賞のための整枝と鉢植え
すでに、蕾がありじゃまの枝だけ切り取り、きれいな鉢で根をくずさず鑑賞鉢に植えかえ、開花させる。
花後の手入れ
花がらつみと実が付いたときは、取り除くと木をいためない、そして鑑賞用に長くした枝は、短く整理して良く日のあたる場所で
管理をする。
6月〜8月の手入れ
潅水
夏には、思わぬ乾燥で葉が茶色になり、成長が鈍るので、1〜2回潅水しましょう。(8月に花芽が出来はじめます)
肥料
梅雨期は、置き肥は避けたほうが根の生育がよく8月の下旬頃まで肥料はやらない(葉の色が悪い時は、少なく施す)
整枝
ボケは、伸びた枝を邪魔だとか、トゲで痛いなどの理由で成長期に切ると花芽が付かなくなります。ですが幹の下から
ひこばえ(細い台木の芽や邪魔な枝)などは、切り取る。
9月〜12月の手入れ
潅水
10月頃1日1回、11月頃は、葉も無くなり乾いたら潅水します。
肥料
10月頃花芽もはっきりしますので、花のための肥料をして下さい。
整枝、剪定、植え替え
秋は、植え替えの適期です。根つまりなどした鉢は、根を切り新しい土で植え替えしましょう
花芽がありますので、邪魔な枝は切り、花が咲くまで良く管理をする。
置き場所
雪の多い地方は、冬囲いをして、風の強い地方の方は、直接風に当てず管理します。
ボケの管理ポイント