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ぶどうの生活
ドイツのブドウ畑の風景
ブドウ畑での作業風景
伝統的な収穫風景
昔ながらのケラー
最新式ケラー

ぶどう畑
の「平均的な姿」(典型的な風景)です。
ドイツの畑の特徴は、斜面が多いことです。
モーゼル地方には、もっと急斜面なところもあります。
緯度が高くて太陽が弱いため、斜面に畑を作ることによって、
太陽エネルギーを有効に利用しているわけです。
(斜面だと、太陽がほぼ直角に入射するので、エネルギーが
大きいんです。)
もちろん、平坦な畑もありますが、こうした畑はあまり優れた畑で
はないことが多く、仮に優れた畑だとしたら、それはドイツにして
は相当暖かい気候に恵まれた畑といえます。

ブドウ畑で作業中の風景です。
畑での作業が忙しいのは、ぶどうが新しい枝を
急速に伸ばし始める6月下旬頃から、収穫が終わる
11月頃までの間です。
この写真は、伸び始めた枝が好き勝手な
方向に行ってしまわないように、枝を「矯正」する作業です。
腰にさげている藁は、枝を固定するのに用います。
機械が入るような畑では、ほとんどが金属製やプラスチック製なん
ですが、手作業の畑では、今だにこうして藁が使われます。
とはいえ、醸造所の規模が大きくなると、藁では時間がかかって
能率が悪いため、手作業の畑でも金属やプラスチックでできた
簡単な留め具を用いる事が多いようです。
でも、金属やプラスチックは、自然の力では分解されませんから、
毎年少しずつ「ゴミ」となって畑に蓄積されてしまうので、本当は
あまりよくないんです。
下を流れる河は、ライン河です。

伝統的な収穫風景です。
ブドウ畑、ワイン造りと聞いて一般の人がイメージするのは、
やはりこの「収穫」ではないでしょうか。
最近は、傾斜のあまりない畑では収穫機が投入されることも
多くなりましたが、急斜面の畑や高級ワインでは、いまだに
こうして「手作業」の収穫になります。

昔ながらのケラーの風景です。
薄暗くて、湿っぽくて、天井や壁には黒カビがはえてて、
木の樽が並んでいる・・・現在でも、多くのケラーがこうした
「昔ながらの地下ケラー」です。

最新式ケラーの写真です。
コンピューターで温度管理されたステンレスのタンクが並ぶ
ケラーは、多少ロマンチックな雰囲気に欠けますが、発酵中
の管理がより確実にできる点、清掃が簡単な点、ワインが
発酵中や保管中に空気と全く触れないという点等、大きな
長所を持っています。
木の樽とステンレスタンクで、どちらが素晴らしいワインを
生み出すかという問題になると、これは専門家の間でも
大きく意見がわかれます。