香港の表と裏をかいま見て
お盆休みに家族で香港に行ってきた。テレビや雑誌で
繰り返し紹介されている観光地なので、きらびやかな、リッチな
イメージを抱いて空港に降り立った。
確かに夜景は目を見張った。広東料理、北京料理も日本人
の舌に合い、食が進んだ。
しかし、ブランド物の並ぶ都会的ショッピング街と、一方で
路地裏の店の田舎っぽさ、暗さや屋台の汚さは、非常に不釣合い
だった。街行く人々の身なりはかなり質素で、かつ無愛想だった。
にこにこしているのは土産物屋の売り子さんだけ。地下鉄やバスに
乗っても、人々はずうずうしく列を乱し、うるさくしゃべり、携帯電話も
所構わずピーピー鳴った。
貧と富、明と暗、清と濁がごちゃまぜで、狭い土地にひしめきあって
いるようだった。肌に感じる街全体のせわしなさ、窮屈な雰囲気は、
人口密度のせいばかりではないだろう。日本人を含めた、アジア人
特有の心の余裕のなさを垣間見た思いがした。果たして日本はどう
だろうか・・・・。