ペインクリニックとは![]()
麻酔って聞いたことがありますよね!
手術の全身麻酔、歯医者さんでの局部麻酔・・・・
麻酔科の仕事には大きく3種類があります。
1)手術の麻酔
2)救命救急
3)ペインクリニック
1)は一般的に手術室で働く仕事です。外科系(外科、整形外科、脳外科、婦人科、泌尿器科
等)の手術で主に全身麻酔や腰椎麻酔を請け負います。
2)救命救急センターやICU(集中治療室)での全身管理
3)が たぬき先生の専門の『痛みの治療』を行う部門です。
普通 腰が痛ければ整形外科へ、帯状疱疹になれば皮膚科へ行きます。
しかしそこでの治療で痛みが充分取れない場合や、治療が終了しても
なお不満足という患者さんがおられます。例えば手術で悪いところは
切って治ったが、その傷跡が痛くてがまんならないという方もいます。
専門の科からペインクリニックに紹介されてくる方や、各科と協力して
一緒に治療する場合もあります。痛みのみならず、花粉症や顔面神経麻痺
や突発性難聴などの耳鼻科の疾患にもブロックが効くので、試してみる価値
は充分あります。
<治療法いろいろ>
ア) 神経ブロック
注射ってきくと恐い!!と思う方が多いですが、がまんならないような痛みには
替えられません・・・・。ブロック注射は局所の痛みを取り、血流を改善して、炎症を
和らげ、むくみを取り、痛みの悪循環を断ち切る作用があります。
硬膜外神経ブロックといって、『むちうち』なら頚部に、『ぎっくり腰』や『坐骨神経痛』
なら腰 に注射を打ちます。
その他、顔面神経麻痺、顔の痛み、上肢の痛みなどにする星状神経節ブロック、
三叉神経痛に三叉神経ブロック、顔面けいれんには顔面神経ブロック等いろいろ
あります。 ブロックのみではなく、ハリ治療、低周波治療などの物理療法、
温熱療法、レーザー治療などを組み合わせます。くわしいことは・・・
ここを見て
ください。
対象疾患*頭痛、顔面痛、後頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、顔面けいれん、花粉症、
突発性難聴、変形性頚椎症、むち打ち症、五十肩、手術や外傷後の痛み、
肋間神経痛、腰痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、帯状疱疹、
帯状疱疹後神経痛、バージャー病、凍傷、糖尿病性神経症、リウマチの痛み
など・・・守備範囲は広い。
イ) 薬物療法
なかなか取れない痛みや、周りから理解されない痛みの場合、患者さんは
苦しみ、悩み、睡眠を妨げられるようなこともあります。
また痛みの悪化に、ストレスや精神的な要素が絡む場合もあります。そこで、痛み止め
だけでなく、抗不安薬などの精神安定剤、睡眠薬、抗痙攣薬、血流改善薬、漢方薬
抗鬱薬などをうまく組み合わせて、除痛の助けとします。うつ病の薬が帯状疱疹の痛みに
効いたり、痙攣止めが顔の痛みに効いたり、不整脈の薬が糖尿病のしびれに効いたり
するのです。薬のブレンドはとても大切です。
また麻酔科医は癌性疼痛(終末期医療など)のコントロールもします。
神経ブロック(永久ブロックも)をからめて麻薬などの調合をして、各科の医師
と協力します。薬のいろいろはこちら⇒![]()
ウ) カウンセリング
精神科の先生にはかないませんが、患者さんの痛みの良き理解者になり
同時に痛みの評価を客観的におこなう努力をします。
愚痴や悩み、人生相談の窓口です。
よく話を聞いてあげる・・これが治療の第一歩です!!