
*ダイエットは今や女性の常識というくらい、中学生から熟年世代まで、皆考えています。
なかには小学生の肥満児もいて、運動と食事を組み合わせた指導が学校単位でも
行われています。それにしてもTVにでてくる芸能人の細さたるや、ちょっと異常な
くらいの人もいますね。。。そこに目標を持っていっては、やりすぎですが。
そういう私も365日食事ノートをつけて体重計に乗っていますから、常にダイエットのことが
頭から離れません・・・・。糖尿病などの病気の患者さんがこうなってくれればいいのに、
といつも思っています。拒食や過食で苦しむ人も大勢います〜〜〜〜〜。
*痛みのことを聞いていると、その尺度がないので、困ります。
『病める』『眠れないほど痛い』『すっげえ痛い』・・・ものさしがないので、その人がどのくらいの
痛みをがまんしておられるか、わかりにくいのです。
また、治療を続けてどのくらい良くなったか、目に見えてわかりません。
検査してもわかりません。あくまでも患者さんの訴えのみです。
そこで私達ペインクリニックの医師は0から10までのものさしもしくは10cmの紙を用意して
0が全く痛くない、10が死ぬほど痛いとするとどのくらいかと指で差させます。
すると半分のところなら5くらい、まだまだ痛い人は8くらいを差します。
また一番痛かったときを10とすると今はいくつか?とも聞きます。
*ペインクリニックを長年やっていると、思いもよらぬ痛みに出会うことがあります。
私が一番印象にいる患者さんは数年前に治療した群馬の女性のAさん。
色の黒い中年のおばさまという雰囲気でしたが、お話を伺うと、テニスのコーチ
でいらっしゃったとのこと。
その2年前にコーチ仲間とテニスのボレーをしていたら、たまたまはずれて右膝にぶつかり、
たいしたことはないと、そのままにしたところ、翌日には腫れてとても痛くなり、近くの
整形外科に受診。レントゲン写真に異常はなく打撲の診断。湿布で冷やしておくように
いわれたそうです。しかし痛みはどんどん増強し、あちこちの医者を転々・・・
新潟大学のペインクリニックにいらした時は、右脚がむくみチアノーゼ色で皮膚はテカテカ
に萎縮していました。皮膚は冷たく、その骨は萎縮しており、とても両足に過重が掛けられず
片松葉杖歩行でした。2年間いろいろな治療を試みるも著効なく、「硬膜外脊髄通電」等の
他の病院ではできない治療を受けにやってこられました。充分な治療効果なく退院され
今でもこころ残りです。まだ40歳代でした。今頃どうなさっておられるでしょう・・・・
*小渕元総理が脳梗塞で倒れられてから、しばらくは(めまい)(しびれ)があると脳から
来ているのでは?と心配なさる患者さんが大勢いました。(もっとも今もそうです)
有名人の病気は新聞に大きく取り上げられ、症状や前兆などもテレビなどで説明
されたりするので、心配する人が増えます。
うちの受け付けの事務員が「主人が3日も熱が下がらないので、白血病だと悪いから
大きな病院へ行って診てもらってくるので午前休みます」と言うので、ビックリ!!!
K1のフグ氏の影響で、超具合の悪い風邪は白血病を疑うってことですかね〜〜〜。
*先日、新聞投稿で『待合にいたら、医者の患者をしかるような大きい声が聞こえて
不快、人格者としてなっとらん』旨の文章を見つけました。
同業者としては、反省です。しかし場面や状況により、たまたまそう聞こえるような
場合もなきにしもあらず・・・。大目に見てもらいたいようなことも有ります(^^)。
例えば。。。ほとんど耳が遠くて聞こえないので大声を出さざるを得ない、しかも付き添いが
いないので説明に困る・・・同じことを何度も受診するたびに聞く・・・・薬の飲み方を
守らない、医者の指示を何回言っても守らない・・・・・等々・・・
しかし患者さんは私を頼ってきているんだということを忘れずに、誠心誠意尽くしたい
と常日頃思っています。医者はみなそうだと思います。ですから困ったこと、悩んで
いることは遠慮せず主治医に質問して下さい。
