医療あれこれ独り言NO2  NO1はここ

               *女性は閉経を契機に老化が進行します。老化現象の多くは
                 女性ホルモン エストロゲンの欠乏によって起こります。
                 閉経後ほてりや発汗、睡眠障害、うつ状態・・などの更年期障害
                 はちょうどこの時期と、家庭環境の変化(子供の独立とか)
                 が相互関与して、おこることが多いのです。
                 エストロゲンの欠乏は脳機能にも影響するし、骨代謝にも
                 大きく関与していて、骨粗しょう症の原因になります。
                 狭心症などの心臓病は閉経前の女性にはほとんどないのに、
                 閉経後急激に増え、エルトロゲンには抗動脈硬化作用もあると
                 言われています。こんなに素晴らしい女性ホルモン!!!
                 でもわずらわしい生理があるっていうのは女性にとっては大変
                 不利です。
                 温泉旅行にしてもスポーツにしても、予定が狂いますよね・・・
                 早く生理は終わって欲しいが、と同じに老けてしまう・・・これは
                 神様が『50歳までは母親としてがんばれ!その後は知らないよ』
                 と言っているような気がしてなりません。
                 でも女性の方が平均寿命が長いのは周知の通り。
                 世の男性のストレスは計り知れない(?)のでしょうか。
                 

               *広島大学の長期調査によると、ハワイやロスの日系人は
                 同じ広島県人でも広島在住の人よりかなり糖尿病の有病率
                 が高いそうです。日本人が今の欧米化した食生活を続ければ
                 今の子供達の時代には糖尿病の患者は3‐4倍になるでしょう。
                 最近の厚生省の調査では800万人の糖尿病および耐糖能異常
                 患者がいると言われています。
                 どんどん肥満の人は増える傾向にあり、特に男性は25年前の
                 3‐4倍は肥満者がいます。糖尿病増加の大きな要素です。
                 動物性脂肪の接種、運動不足が原因です。日本人の場合、
                 肥満になると糖尿病が増えます。気をつけましょう!!!!
                 健診をしてもそれがいかされないのも問題ですから、
                 地域で療養指導を進めていくという組織作りがいろいろと
                 試みられています。ここで保健婦さんの出番です。
                 また子供の頃からの予防教育も大切です。大人になってから
                 勉強するより、給食の時間に生きた栄養指導をしたほうが
                 効率がいいと思います。禁煙指導、性教育も小学生の頃から
                 積極的にやった方がいいと思います。養護の先生をもっと活用
                 すべきでしょう〜〜〜。病気を治す、減らすのは医師の力のみで
                 は無理です。薬でもだめです。
                 


               *医院から歩いて2分くらいのところの75歳の婦人と毎月絵手紙の
                 交換をしています。その方は毎日のようにリハビリに通ってこられ
                 ています。私の新聞投稿もよく読んでくださり、感想を述べて
                 くださいます。私もいろんな愚痴を聞いたり、冗談を話したり、
                 随分と年齢は離れていますが、友達のようです・・
                     

               *整形外科は夏と冬に患者さんが減ります。お年寄が多くて、新潟の
                 冬は雪などで天気が悪くでなかなか出て来れなかったり、
                 運動の機会が減るので、けがが少なくなります。
                 逆に夏は今年のような猛暑だと、リハビリに通う
                 だけでも(歩きや、自転車で)具合が悪くなりそうでした。中には
                 クーラーにかかりに来る患者さんもいますが・・・・。
                 その代わり、春と夏は出歩く機会が増えて、膝や腰の痛くなる方も
                 多くなり、気候もいいので、患者さんがリハビリによく通います。
                 スポーツの大会も多く、学生サンのスポーツ外傷も増えます。
                 
                 内科は秋から冬に風邪特にインフルエンザの流行で患者さんが
                 増えますが、整形に比べると少なく、1日40‐50人くらい。
                 ほかり医院は古い街にあるので、お年寄りが多く、朝早くから
                 午前が混みます。午後はすいています。相撲があると夕方は
                 おじいちゃん達が来なくなります・・・・(〜〜;
                 医院は、月、金、土が混み、火水や雨の日はすきます。
                 ゆっくり先生とお話したい方は空いている時の方がいいでしょう。
                 

              * 毎日かごの中の鳥で、運動不足です。昼休みにジョギングしたり、
                 歩けばいいのでしょうが、ついつい白衣を着替えるのがおっくうで
                 銀行に行くのすら、一日延ばしです・・・。診察室でたまに
                 腕を伸ばしたり、くびを回したり、肩に痛み止めの塗り薬なんか
                 塗っていると、看護婦サンに『先生どうしました?』と聞かれます。
                 私も、腰、首、肩にきています。 やはり筋肉を使って
                 血のめぐりをよくしないといけませんね。              
              
              * 昨年の自殺者が3万人を超え、2年続けてワースト記録
                 を更新したそうです。交通事故の死者の3倍強!!!!
                 あまりに過激な世の中で、死ぬのも殺すのも(命を絶つことが)
                 軽くなったのでしょうか・・・?つらい時、苦しい時、生きるよりも
                 死ぬ方が楽だなんて悲しいですね。一人で苦しんでいないで、
                 何か他に方法はないのかな・・・・。ないから死を選ぶ??
                 先日、某医科大学の麻酔科医師が続けて薬物(麻酔薬?)
                 中毒で死亡したという記事が出ていました。
                 麻酔科の医師にとって自殺はいとも簡単です。全然苦しまず、
                 寝ているうちに死ねます。薬も簡単に手に入ります。
                 医師になる人は心身ともにタフでないと、やっていけません。
                 死ぬのが簡単だし、中毒にもなりやすいです。
                 私のごく身近の後輩の女医さん・・・2名が自殺しています。
                 悲しい事です。なんとかならなかったか・・と今でも
                 思います。せめて、残された御家族の方がお幸せにと祈っています。
                 自分自身の無力さ、医学の限界も感じます。