C48.レンチキュラーレンズ

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 ↑ 図1

分野
 光の屈折
 透明マント(光学迷彩)として遊ぶことができます。


内容
レンチキュラーレンズは、細かいかまぼこ状の半円状レンズが並んだ特殊な樹脂製のシートです。昔から、見る角度によって絵柄が変化する画像に用いられていたものです。

図1は、はがきサイズのレンチキュラーレンズで、縦方向の筋があります。これは、細長い かまぼこ状のレンズが、横方向にびっしり並んでいるものです。
図の右側が、50LPI(Lines Per Inch:1インチあたりのライン数)、左側が 100LPIのものです。他に 200LPIのものも購入しました。

レンチキュラーレンズは、かまぼこ状の形状から、ラインと直交する方向にのみ光を拡散させます。このことから、絵柄を変化させる利用法とは別の現象として、透明マントのような効果を見ることができます。

図2は、赤、青の色鉛筆を十字型に置いたものです。青色が下になっています。用いたレンチキュラーレンズは、50LPIのものです。

図3のように、色鉛筆から少し離してレンチキュラーレンズを配置すると、赤鉛筆が消えて、青鉛筆のみが見えます。
2本の色鉛筆がクロスしたところも、青鉛筆があるように見えるところが興味深いです。
これは、レンチキュラーレンズにより、図の横方向に光が拡散されているために、このように見えるのです。

図4は、レンチキュラーレンズの向きを変えて、青鉛筆を消したところです。

この現象の実験をするには、50LPI程度のレンチキュラーレンズがいいようです。100LPI、200LPIと、同様に試しましたが、かまぼこ状のレンズが小さくなるに従って光の拡散が少なくなるので、消したいものがぼんやり見えるようになってしまいます。



購入先
ビーム電子工業株式会社 Yahoo!店
3Dレンチキュラーシートはがきサイズ 約1,000円程度でした 50〜200LPIがあります。

他にも、A4サイズや、50cm×100cmのサイズのものなどがあります。



 ↑ 図2

 ↑ 図3

 ↑ 図4
   

宮田 佳則 (新潟第一高校)

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